2011年4月14日木曜日

南仏チャリティーイベントの報告

先日行われた震災支援チャリティーイベント報告です。
本当にたくさんの方々が集まってくださって感謝感謝です。
 
今回のイベントポスター テーマは鯉のぼり
4月2、3日はモニク・ファイヤー(Monique Faillard)代表のエクス仏日協会が、
Ruban vert劇団と協力して
震災の支援チャリティーが開催されました。
勇気や活力、忍耐の象徴である「鯉のぼり」がイベントのシンボルです。
被災地が力強く復興するようにと「鯉のぼり」に願いが込められているのです。
2日午後5時からは公演のため来仏していた沖縄出身の舞踊家の方々が
琉球舞踊を披露してくれました。

定員40人ほどの劇場には予想以上に多くの来場者があり、
追加して2回ほど公演が開催されました。

その後の歓迎パーティーでは、フランスらしい一品持ち寄りの会で、
ちらし寿司や日本の家庭料理、
南仏料理などの数々を囲み、
夜更けまで歓談が続きました。


3日は、初夏を思わせるような南仏らしい晴天に恵まれました。
折り紙、書道、着物、お茶の日本文化体験や
演劇、朗読、ダンス、音楽、など
多彩なアトリエが開催されました。

地元のすし店や漫画・DVD店の出店、菓子や日本酒、ワインなどを販売するスタンド、
そして日本人会や有志の方々のバザー、作品提供がありました。
実費を含めて全て提供で、収益金は義援金としてすべて寄付されます。
会場には募金箱も設置されました。

こいのぼりも元気に南仏の青空を泳いでいます

はい。ポーズ♪着物体験は、行列ができるほど人気。


昨年の南仏こいのぼりフェスティバルで使ったこいのぼりがあったので、
会場に飾ってもらいました。

エクス・アン・プロバンス市の協力で、会場前の道は歩行者天国になりました。
道を挟んで向かい合う建物にロープを結び、12匹のこいのぼりを元気よく
泳がせることができました。



私は、にわかアーティストとなり、フランス版絵馬を販売しました。
以前購入していた文字を焼き付ける
機械を持っていたので、
木片に漢字とフランス語で文字を書いていくというものです。
今回のチャリティーイベントにふさわしい5つの漢字を選びました。
「愛」「祈」「和」「夢」「鯉」。やはり一番人気は「愛」でした。


Hiroshimaと鯉の形で書いてあるTシャツを来て私も参加しました
ブースには日本から持ってきた国旗を置いて、来場したみなさんに応援メッセージを
書いてもらいました。
語学留学している日本人学生や、立ち寄った多くのフランス人も
書いてくれました。特に日本語を学んでいる
フランス人学生に書いてもらった日本語のメッセージには思わず感激して涙が出ました。

みんなからの心温まるメッセージの数々



4月9日には、マルセイユ日仏文化協会(フランソワーズ・ポトー代表)がマルセイユ市、
日本総領事館、その他多くの人々の協力して、チャリティー・コンサートが行われました。
日仏アーティストたちによる素晴らしいコンサートで、900人の会場がいっぱいになり、
キャンセル待ちや入れない人もいるほどの大盛況でした。
1ヶ月たってもまだまだ余震が続き、大変な状態ではありますが、
引き続き、南仏から日本を支援したいと思っています。


1 件のコメント:

ヒロシマの爺婆 さんのコメント...

お疲れ様でした、そして感謝です。
こうして世界各国で支援の輪が
広がり嬉しい限りです。必ず
復興して行きます。そして、世界の
子ども達の憧れの故郷になると思います。
現地では、小さな一歩を踏み出しました。
安心して下さい。
PRAY FOR YOU 
http://www.prayforyou-web.jp/prayforyou.html
被災地に励ましの言葉を贈って下さい。