2011年11月1日火曜日

フランスでお墓参り

この時期はお花屋さんやガーデニングショップでは菊の鉢植えがずらりと並んで圧巻。
あぁ~フランス版お彼岸がやってきたなと思います。



毎年11月1日はトゥッサン(Toussaint)といってカトリックの祝日のひとつで、
学校は約2週間ほどこの前後お休みになります。
日本では「万聖節」と訳されています。あまり馴染みのない祝日だと思います。
フランスのカレンダーには日付の他に毎日「聖人の名前」が書いてあります。
この聖人から名前を付けることが伝統となっていて
自分の誕生日と自分の名前の由来となっている聖人の日もお祝いします。
11月1日はこの全聖人たち(Tous+Saint)をお祝いする日。

次の日の11月2日が「死者の日」なので、この休暇中に家族が集まって
菊=chrysanthème(クリゾンテーム)の鉢植えを買ってお墓参りをすることが多いです。
菊の花は水やりを余りしなくてもよく、寒さにも強いので
お供えの花にはぴったりなんですね。

今年で4年目になるけれど、近所のマダムのお墓と
あとは100歳を前に先日失くなった隣人のお母様のお墓にも
お花をお供えしたいと思ってます。

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